【白石一文著:私という運命について】運命的な恋を信じてみたくなった、おすすめの一冊

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2014年にテレビドラマ放映された、白石一文さんの小説「私という運命について」をあなたは知っていますか?

本書の裏表紙には、このように紹介されていました。

女性にとって、恋愛、結婚、出産、家族、そして死とは?

一人の女性の29歳から40歳までの”揺れる10年”を描き、運命の不可思議を鮮やかに映し出す、感動と圧巻の大傑作長編小説。

ただの恋愛小説じゃなく、生き方について深く考えさせられる一冊でした。

この本の中でも、独身アラサーOLの心に刺さった名言をいくつか紹介します。

物語のあらすじ

物語の主人公は、29歳のOL 冬木亜紀。

昔、亜紀は同じ会社に勤めている3歳年上の佐藤康と交際していました。

その佐藤康と別れてから2年後。そこから物語は始まります。

 

第一章のあらすじはこれ。

大手メーカーの営業部に総合職として勤務する冬木亜紀は、元恋人・佐藤康の結婚式の招待状に出欠の返事を出しかねていた。

康との別離後、彼の母親から手紙をもらったことを思い出した亜紀は、2年の年月を経て、その手紙を読むことになり…。

 

4つの章で構成されてて、各章にはそれぞれ誰かが書いた手紙の内容が章の最後に書かれています。

第一章は、元彼・康の母親から亜紀に宛てた手紙。

結婚もしていない状態で彼氏の母親から手紙が送られてくるっていう、なかなか想像がつかない状況設定です。笑

ここから物語は、どう展開していくんでしょうか?

 

「物語の内容は少したりともネタバレNG!これから読もうと思ってるから言わないで~!!」

って人にも読んでもらえるよう、今回は作中の素敵な言葉を紹介していきます。

物語の展開に関わる部分は伏せているので、安心して見ていってください^^

 

恋愛にまつわる名言

I hope that I have a place in this world too.

pregnant

亜紀の言葉。亜紀は、あるイベントから癒しがたい喪失感に苛まれます。

そんな彼女が思い出したのは、宇多田ヒカルの「First Love」の一節。

I hope that I have a place in your hear too.

(あなたの心の中にわたしの居場所があればいいのに)

 

そこから彼女はこう続けます。

I hope that I have a place in this world too.

(この世界に自分の生きた証を残したいのだ)

 

たかだか26年しか生きていないわたしでも、とても共感をおぼえる一言でした。

 

わたしには、こう言ってくる女友達が結構たくさんいます。

「旦那はいらないんだけど、子どもがほしいー」

 

赤ちゃんを見るとかわいいって思うから、子どもがほしいって思っている女の人もいます。

けど、それ以上に女性って自分の生きた証を子どもに求める欲求が本能的にあるような感じがするんですよね。なんとなくですが。

仕事人間の男性視点で言い換えるならば、「自分の生きた証=仕事で手に入れることができる名誉・お金」みたいなもの。

 

もしその人が運命の人だったら、何があっても最後には必ず結ばれるはずだもの。

red-string

亜紀の弟・雅人の仕事場の後輩である、まどかが亜紀に対してサラッと言った一言です。

まるでおとぎ話でも信じてるの?っていう言葉ですが、まどかが言うとなぜか重みがある。

 

「運命の人」なんて夢見がちな妄想だと、わたしは正直思っています。

ある程度人間ができている人なら、相手がもし変わっても誰でもうまくいくんじゃないかなぁとも考えています。

 

そんな私の中にするっと入ってきたのは、まどかのエピソードを読んだからに他なりません。

まどかの人生エピソード、おススメのパートです。

 

私って欲張りですね。結婚したときは、もうそれだけで十分だと思ってたのに。

heart

とある女性から男性への手紙の一節です。

名前を言うとネタバレになってしまうので、伏せておきます。

 

この一言だけを読んでもなんてことはない文章なのですが、この手紙全文を初めて読んだ時の衝撃は物凄かったです。

わたしこの本を新宿のおしゃれなカフェで朝から読んでたんですが、気づいたら泣いていました。

人目もはばからず、もうどうしようもなく涙が溢れました

この記事を書くために、二回目は自室で音読したのですが、今度は嗚咽交じりでうまく読めませんでした。
なんかここまでいくと変な人ですねw
すごさを伝えたくて自分の様子を書いたんですが、恥ずかしくなってきました///

 

手紙を書いたこの女性は、ものすごい覚悟を持って結婚した人です。

わたしには、この一言が 彼女が彼に言える最大級の「愛しています」に聞こえました。

 

人生にまつわる名言

女性はいかなる競争からも自立していられるのだ。

chess

この言葉、仕事で頑張っている女性からすると、男尊女卑の言葉に聞こえなくもなくもありません。

が、理系の大学院を出て技術系のSEとして就職して、周りには男性しかいないような職場で働いている私が言いましょう。

 

やっぱりというか、実際に働いてみると男女の扱いが違う…
(外資だと違うのかもしれませんが)

 

仕事内容は男性と変わらないんですけど、求められることが男女で異なってくるというか。

求められる役割が違うんなら、
いっそ開き直って男性とは違う戦略で生きたほうが楽しめる?

 

働きだしてからそう感じています。

そのことについて代弁してもらえたように感じる、亜紀の言葉でした。

 

人間は、愛する人の人生に寄り添うことはできても、その人のいのちに介入することはできないのです。

grave

死に直面する出来事があった後に、ある人が手紙に書いた言葉です。

 

どんなに我が子が可愛かろうと、誰かを愛しても、もしその人が病気になってしまった時、どんな人だって自分自身を身代わりにすることはできません。

人間って、生まれてくる時も死んでいく時も本質的には一人。

 

だけど、生まれてから死ぬまでの間 大好きなもの・大好きな人を作って、その毎日を大事にしながら生きていくことができたらいいなぁと。

そう願うことができる一節でした。

 

最後に。結局、運命ってなに?

shiny

 

最後に、紹介したいのはこの一節。

運命というのは、たとえ瞬時に察知したとしても受け入れるだけでは足りず、めぐり合ったそれを我が手に掴み取り、必死の思いで守りとおしてこそ初めて自らのものとなるのだ。

 

運命っていうのは、ドラマチックなタイミング的な要素を含んでいると思います。

あの時、この人と出会わなかったら。みたいなね!

 

ただ、それ以上に、自分が決めた選択を信じること。

そして、その選択を日々大切に扱っていくからこそ、それが運命と呼べるものになっていく

これが、この本を読んでわたしが考えた「運命」です。

 

あなたの考える「運命」って、どんなものでしょうか?

 

 

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